Macでゴミ箱が空にならない

Macを使っていてどうしてもゴミ箱が空にならないときがある。

「ファイルが使用中」でゴミ箱を空にできないというメッセージがあり、その使用中のアプリケーションが何なのかがわからない。また、見当たらない。

このようなときは以下の方法がある。

Macを再起動し、すぐにゴミ箱を空にする。

しかしながらこれでは空にならない場合がほとんど。


セーフモードで起動しゴミ箱を空にする。

  1. Macの起動時にShiftキーを押し続ける。
  2. 進行状況バーにAppleのロゴが表示されたら、キーを離す。
  3. その後、Macでゴミ箱を空にして、コンピュータを再起動してセーフモードを終了。

ファイルロックを解除しゴミ箱を空にする

「アイテムがロックされているため、操作を完了できない」と表示する場合は、ファイルまたはフォルダがスタックしていないことを確認する。

つづいて、当該のファイルを右クリック、「情報を見る」を選択。オプションのロックがチェックされている場合は、チェックを外してから、ゴミ箱を空にする。


それでもゴミ箱が空にできないとき

MacOS 10.10.x以降から導入されたSystem Integrity Protection(SIP)を一時的に無効にしてゴミ箱を空にする方法。

MacOS El Capitan以降の場合。

  1. Command + rを押して再起動する。Macはリカバリーモードで再起動される。
  2. MacOS「ユーティリティ」ウィンドウで、ターミナルを選択。
  3. ターミナルに”csrutil disable; reboot”と入力しEnterする。
  4. Macを再起動させる。
  5. ゴミ箱を空にする。
  6. 再びリカバリーモードで再起動(Command+r)し、ユーティリティ・ウィンドウからターミナルを開く。
  7. csrutil enable
  8. reboot
  9. Macを再起動する。